親に介護が必要になる時とは突然です。
こんな話はあなたのまわりでもよく起こっているのではありませんか?
そんな連絡を受けて慌てて帰省して病院に駆けつけたら病院から矢継ぎ早に質問がきた。
・健康保険証は?
・かかりつけ医はどこ?
・服用している薬は?
気緊急搬送された病院で尋ねられても何も答えることが出来ない。
病院で緊急治療中の親を残して慌てて夜中に実家のを家探しをした。
これって明日にでもあなたに起こることかもしれません。
親が日頃、どんな生活をしているのか?
それを全く知らない子供はあなただけではありません。
親の老後が不安でそろそろ介護の準備を考えたのならばまずはこれだけチェックしておこう
帰省した折に嫌でも突きつけられる親の老後の不安
「歳をとったなぁ・・・」
そんな現実を見て見ぬふりをしていませんか?
少なくとも次のことくらいだけはチェックしておいてくださいね。
- 田舎の親との連絡方法は電話だけ?他の方法は?
- 親がどんな風に老後を過ごしたいか?話し合ったことはあるか?
- 親の家は介護に不向きな昭和に建てたオンボロな家ではないですか?
- 親の介護について他の兄弟たちや配偶者(妻・夫)と話し合ったことがありますか?
- 親の近所に住む知人や親戚たちとの付き合いは?
- 今現在、親がかかっているかかりつけ医や病院、そして飲んでいる薬のことを知っていますか?
- 親の預金通帳や実家の権利証や生命保険の証券の場所を知っていますか?
- 介護にどれくらい費用がかかるか?』日頃から地らべ手いますか?
- 親がかかっている介護事業所とケアマネージャーの連絡先を知っていますか?
田舎の親との連絡方法は電話だけ?他の方法は?
その後、何度も電話連絡を試しても出ない。
高齢の親は携帯電話なんてものは持ち歩かない。
※持ってはいるがいつも自宅に置いてある。
「もしかして家の中で倒れた?」
そんな不安が胸をよぎります。
しかし、もはや時刻はもう夜
今から飛行機や電車で向かうことなんてできない。
やむおえず予め帰省の折に挨拶して連絡先を教えてもらったご近所さんに緊急連絡したら・・・
「あら、●●さんの△ちゃん
えっ?お母さん?
あぁぁ、お母さんたちなら老人会の1泊2日の旅行なのよ」
ホッと胸をなでおろすとともにご近所さんの連絡先を聞いておいてよかったことを痛感しました。
そうでもないと
・警察に連絡した
・慌てて田舎の実家に車を走らせた
かもしれない事態でした。
田舎の親がどんな風に老後を過ごしたいか?話し合ったことはあるか?
田舎の親を子供の暮らす都会へ呼び寄せる。
これ、意外と大変なものです。
今の子供の家では同居なんてできませんし、したくもありません。
では、高齢の親をの住まいをどうしますか?
高齢者には賃貸住宅スラ借りるのは難しい現実も待ち構えています。
無理やり田舎の親を呼び寄せるのもかわいそうな話です。
しかし、忍び寄る親の老後の不安
「もし、なにかあったら?」
そんな不吉なことも考えてしまいます。
もし、親が田舎の実家で亡くなってしまったら?
縁起でもないお話で申し訳ないですが、もし親が脳梗塞で倒れているのを発見が遅れて身体に麻痺が残ったり、最悪亡くなったりでもしたら?
子供はそのことの罪悪感をずっと一生背負っていかなくてはいけません、
でも、それもまた親の人生でもあります。
田舎の親がこれからの老後をどんな風に過ごしていきたいのか?
元気なうちだからこそ親子で話すことができる話題ではありますが、チャンスと見計らって話し合っておかないといけないテーマでもあります。
「あの時、無理やりにでも呼び寄せていたら?」
親と親の老後について話し合っていないとそんな罪悪感や後悔がずっと子供の心の中に存在し続けます。
でも親が「この家の畳の上で死にたいんだよ!」と笑いながら話していたら?
※親がまだ元気なうちならこんなことも笑いながら話し合えます。
万が一のいことがあったとしても、子供の気持ちは救われます。
親の家は介護に不向きな昭和に建てたオンボロな家
住まいに「バリアフリー」という考えが取り入れられだしたのはごく最近の話です。
そして、それを準備するのは親に介護が必要になってからでは遅すぎます。
なぜなら、そうならないための「バリアフリー」だからです。
田舎の実家の住まいは昭和に逢ってられたオンボロの家ではありませんか?
・急な階段
・あちこちにある段差
・寒いトイレやお風呂
もしも、親が入院して帰ってきたらその家で暮らせますか?
車椅子も入らない玄関では、急にあなたが遠距離介護の地獄に巻き込まれますよ。
親の介護を考えたら早めに介護に備えたリフォームも考えましょう・。
たとえ親は@「そんなの要らない」と言ってもです。
親の介護について他の兄弟たちや配偶者(妻・夫)と話し合ったことがありますか?
先の介護のためのリフォームもそうですが、その介護のリフォームの費用は誰が負担しますか?
いつかは必ず親にも介護が必要な時がやってきます。
※親に介護が必要になるのはいつもある日突然です。
その時に備えて折を見つけて他の兄弟姉妹や配偶者(妻・夫)と話し合う機会を積極的に作りましょう。
親の介護を巡って兄弟喧嘩になることは珍しくない
【あるケアマネージャーからの相談】
脳梗塞で若干、身体の麻痺が残っとしまったお母さん。
でも、なんとか介護や介助があればまだ在宅で暮らせる状態です。
しかし、公的な介護サービスにも限界があります。
朝から晩まで付きっきりというわけにはいかないのです。
そこでケアマネージャーさんが子供たち家族に相談したところ意見がまとまらないのです。
息子:「母さんは設備の整った老人ホームに入ってもらうのが一番だろ」
娘 :「お母さんを老人ホーム入れるなんてかわいそう(涙)でも、私も子育てがあるから介護は無理」
間に挟まれたケアマネージャーさんにも同情します。
でも、こんなケースはどこにでもあります。
親の介護をめぐって兄弟喧嘩してもらうのはいいのですが、いっこうに解決策がでないのであれば一番困るのは親なんですけどね。
田舎の親の近所に住む知人や親戚たちとの付き合いは?
遠くの子供よりも近くの他人
これは遠距離介護の子供には鉄則です。
でも、いきなり
「私たち子供は遠く離れて暮らしているので親をよろしく」
はあまりにもド厚かましいお願いです。
帰省の折にはなにか手土産のひとつも持参して信頼関係を構築していく努力を積み重ねておきましょう。
親も高齢になればご近所さんとの付き合いもどんどん薄くなっていきます。
ご近所さんだからこそ気づく親の変化もたくさんあります。
ですから、ご近所さんや実家の近くで暮らす親戚との協力が得られるようにしておく努力は大事です。
今現在、親がかかっているかかりつけ医や病院、そして飲んでいる薬のことを知っていますか?
否か大家の
・保険証
・診察券
・飲んでいる薬
のことを気にしていますか?
突然緊急入院ということは高齢者にはよくあることです。
そんな時に備えておく必要があります。
特に脳高速や心筋梗塞などを過去に発症した場合には「血をサラサラにする薬」を服用しているケースもよくあります。
これは手術する際にとても重要なことなので予め必ず知っておいてください。
時には子供のあなたが病院に付き添って薬局に処方箋などもコピーしておくこともおすすめです。
田舎の親の預金通帳や実家の権利証や生命保険の証券の場所を知っていますか?
親がどの銀行に預金口座を持っているか?
ご存知ですか?
親が亡くなるまでは子供と言っても法律的には他人です。
本人以外にはたとえ子供であっても甥や名義の預金口座は手をつけることはできません。
最悪なのは親の銀行口座がどこの銀行のどの支店に?あるかさえもわからない状態です。
親が認知症になってしまったらもう引き出しができなくなることをわかりやすく説明して、銀行名と支店名だけでも知っておきましょう。
くれぐれも
「いくらあるの?」
なんて聞いてはいけません。
遺産目当て?なんて余計な誤解を産みかねませんからね。
他にも
・家の権利証
・生命保険証書
の保管場所も忘れずに確認しておきましょう。
介護にどれくらい費用がかかるか?日頃から調べていますか?
実は親の介護って意外とお金がかかるものなのです。
よく誤解されているのが老人ホームの費用です。
確かに親の年金程度で入れる老人ホームも探せばあるかもしれませんが、そこの現場を実際に観たら「こんなところには親を入れられない」と感じることでしょう。
老人ホームもピンキリです。
「安い老人ホームはそれなりの介護サービスしか期待できない」:という現実もしっかり知っておいてください。
せめて親がいくら弁金をもらっているか?
どれくらい財産を持っているか?
分かる範囲だけでも調べておきましょう
親がかかっている介護事業所とケアマネージャーの連絡先を知っていますか?
親の老後の生活で一番頼りになるのが介護事業所のケアマネージャーです。
ケアマネージャーは親の介護に関するサービスの司令塔ですし、月に一度は必ず訪問して面談しています。
ですから遠く離れて暮らしている「子おdもよりも今の親の現状を把握していることが少なくありません。
遠く離れている子供なら積極的にケアマネージャーと話をする機会を作っておきましょう。
ただし、ケアマネージャーにも相性があります。
「どうもこのケアマネは親身になってくれないなぁ?」
そんな印象を持ったのならばケアマネージャーの変更も選択肢に入れておきましょう。
素晴らしいケアマネー^ジャーもたくさんいますが、ろくでもない偉そうななにもしないケア万ージャーも残念ながらたくさんいるからです。
親の老後が不安だからこそ今スグ介護の準備を始めましょう
親の介護は突然襲ってきます。
その時になって慌てても遅すぎるのです。
特に親の死生観や老後の過ごし方
そして、お金のこと
しかし、これを急いではいけません。
タイミングや状況を見計らって慎重に進めてください。
【親の老後について話し合うタイミング】
なかなか親と「親の老後」や「介護」について話し合うタイミングも難しいものです。
私がおすすめするタイミングは
・親戚やご近所さんお葬式にサンれるした時
・親戚の入院している病院にお見舞いに行った時
などは親もその気になってくれるかもしれません。
「もう親の介護は限界!介護できない!」 そんな深刻なお悩みを抱えている方は少なくありません。 でも、あなたの胸に手を当てて聞いてみて欲しいのは 「もう親の介護はできない」というよりは でも本当は「もう親の介護なんてしたく …