「もう親の介護は限界!介護できない!」
そんな深刻なお悩みを抱えている方は少なくありません。
でも、あなたの胸に手を当てて聞いてみて欲しいのは
「もう親の介護はできない」というよりは
でも本当は「もう親の介護なんてしたくない!」というのが本音ではありませんか
もう親の介護ができない!親の介護なんてしたくない!のであれば、老人ホームというのも選択肢に入れなくてはなりません。
しかし、これが簡単ではありません。
・子供が感じる罪悪感
・まわりの目が気になる世間体
が躊躇させてしまうのです。
しかし、あなたの人生のすべてをこれからも親の介護に捧げ続けますか?
これからもずっと「仕事や家事と親の介護の両立」か可能ですか?
親との距離が近すぎると、親に優しくできないのも当然です。
つい親の介護でイライラしてしまって、きつく親に当たってしまってはいませんか?
在宅での親の介護に限界を感じているのなら、親にはもう老人ホームに入てもらうという辛い決断をしなければならない時期かもしれません。
あなたはもう十分頑張りました。
だからこそ、これからは少し自分自身にも余裕ができるようにしてもバチは当たりません。
ただ、やっぱり親からすれば老人ホームより自宅で暮らし続けたいと思うのも当然です。
しかし、それがもう限界である以上は老人ホームに入ってもらわなければなりません。
だからこそ、少しでも良い老人ホームを探してあげなければならないのです。
後悔しない老人ホームの探し方はケアマネに相談するだけでなく自分でも探すこと
親を入れる老人ホームは慎重に選ばなければなりません。
なぜなら親を入れる老人ホーム探しで失敗はできないからです。
後悔が一生続くから親を入れる老人ホーム選びは失敗できない!
老人ホームで色々な問題が起こっているのはテレビのニュースでもご存知だと思います。
老人ホームの種類
ひとくちに老人ホームといっても、みんな同じではなくいくつか種類がありその目的も異なります。
老人ホームには
老人保険施設(通称」老健)
特別養護老人ホーム(通称:特養)
グループホーム
これら以外にも民間が運営する有料老人ホームがあります。
それらのタイプには
サービス付き高齢者住宅(バリアフリーの賃貸マンションみたいなもの)
住宅型老人ホーム(賄い付きの寮みたいなもの)
介護付き老人ホーム(病院の延長みたいなもの)
などです。
これらは本来、入居する利用者のターゲット層が異なります。
まだ自立した生活が送れる方や医療処置が必要な方などニーズもその利用者によって変わるからです。
少しの介護の手助けで生活できる高齢者⇒サービス付き高齢者住宅
生活で介護が必要な高齢者⇒住宅型老人ホーム
介護付き老人ホーム⇒介護付き老人ホーム
老人ホームの種類によって、どの種類の老人ホームがあなたのお父さんお母さんにぴったりなのか?
しっかりと見極めなくてはなりません。
なぜなら、住宅型老人ホームは生活にはさまざまな制約もあります。
重い持病のある方なら医療体制の樋と乗っている介護付き老人ホームになります。
まだまだ身体は動くのに、病院の延長のような介護付き老人ホームでは生活が退屈になるかもしれません。
低価格帯の有料老人ホームはみんな特養化している
気を付けて欲しいのは、特に低価格帯の老人ホームの多くが特養化しているということです。
特別養護老人ホーム(通称:特養)は基本的に要介護度3以上の比較的重い要介護度の人しか入所できません。
もちろん認知症の方も入れますし、最期の看取りまで対応してくれます。
ですから、どうしても寝たきりの方だったり重い認知症の方だったりと老人ホーム自体の中の雰囲気も決して明るく楽しいものとは限りません。
そして、低価格帯の老人ホームはどこもかなり経営が厳しいのが現実です。
ですので、要介護度の高い方ばかりを優先的に受け入れています。
要介護度が高ければ高いほど利用させる介護サービスの介護報酬がたくさん取れるからです。
※要介護度によって受けられる介護保険サービス利用可能額は決まっているからです。
本来、まだ自立できているアクティブシニアのために作られた趣旨のサービス付き高齢者住宅でさえ
・重い認知症でもOK
・看取りOK
なのです。
もちろん出入り口には認知症徘徊対策のため厳重にロックされています。
それにもかかわらず医療体制は十分とはいえません。
重い認知症の方ばかり
要介護度の重い方ばかり
もう明日にでもお迎えが来てもおかしくない人ばかり
まだ少しでも元気な親なら、そんな老人ホームで楽しい老後生活が過ごせるとは限りません。
ケアマネが老人ホーム探しに非協力的な理由
もう自宅での在宅介護も限界がきた時に、老人ホームのことを考え出したと思います。
そこで、今担当してもらっているケアマネージャーに相談するかと思います。
でもケアマネから紹介された老人ホームは気に入らないものばかりだったり、そもそも老人ホーム入居に嫌な顔をすることは珍しくありません。
その理由にもいろいろあります。
ケアマネは系列の老人ホームしか紹介しない
大手の居宅介護サービス会社なら自社の老人ホームを経営しているところがたくさんあります。
そもそも「顧客の囲い込み戦略」で訪問介護サービスを実施している意味合いもあります。
そんな会社に属しているケアマネに老人ホームのことを相談しても、自社系列の老人ホームしか紹介してくれないのは仕方のないことなのです。
利用者に老人ホームに入られるとケアマネも困る
大手の介護事業所に属しているケアマネとは対照的に、独立系のケアマネにもそれなりの事情があります。
それは今まで担当していた利用者に老人ホームに入られると困るということです。
本来、サ高住や住宅型老人ホームでは利用者が自分が希望する介護サービスを選べることになっています。
ですから等人ホームに入居してもそのまま以前のケアマネージャーを継続できるとされています。
しかし、現実的には多くの老人ホームでは入居に際して自社のケアマネへの変更が条件とされるところがほとんどです。
なぜならその老人ホームが一番儲かるようなケアプランじゃないと経営的に困るからです。
老人ホームの利用料金だけで老人ホームの経営は成り立ちません。
目いっぱいの利用限度額の介護サービスを自社で受けてもらって初めて経営が成り立つのです。
介護する家族の都合より自分のことを優先
「もう少し ご家族で介護を頑張りましょうよ」
老人ホーム入居の相談をケアマネにしても、そんな返事がずっと続いてはいませんか?
ケアマネからすれば顧客である利用者が老人ホーム入居で減ることは市う活問題でもあります。
介護業界も過当競争で顧客の奪い合いが当たり前の現在では、利用者を手放したくいないケアマネ側の事情もあります。
ケアマネは老人ホームにことはあまり詳しくない
ケアマネの仕事は本来利用者のケアプランの作成や介護サービスの内容の吟味です。
しかも、その輸入である介護報酬は自治体など介護保険から支払われるためその請求手続きはめちゃくちゃ煩雑で面倒なのです。
ですから、毎日毎日仕事に忙殺されています。
老人ホームの紹介はケアマネの仕事ではない
どんな介護サービスを受けるか?
どんなケアプランを作成するか?
それがケアマネの仕事です。
しかし、ケアマネの仕事の中に老人ホームの紹介・斡旋は入っていません。
老人ホームを紹介しても、ケアマネにはいっさい報酬はありません。
まさしくタダ働きです。
そんな一線の得にもいならないことのために日々の業務に忙殺されているケアマネに
どんな老人ホームがあるか?
その老人ホームの口コミは?
なんて調べている暇はないのです。
せいぜい自分の知っている老人ホーム数件程度のパンフレットを渡して
「この中から選んでおいてください」
という程度です。
あるいは知り合いの老人ホーム紹介会社の連絡先を教えてくれるだけです。
特に地域外の老人ホームのことはまったくわからない
まだ地元の老人ホームであれば、ある程度の情報はケアマネも知っていることでしょう。
しかし少しでもそこから離れてしまうと、どんな老人ホームがあるのか?なんてまったくわかりません。
これでは「子供が自宅でひとり暮らしをさせられない親を呼び寄せる」場合には困ってしまいます。
後悔や失敗しない老人ホームの探し方はとにかく自分でもたくさん調べる!見学する!
老人ホームもピンキリで「超」のつく高級老人ホームから低価格帯老人ホームまで多種多様です。
もちろん介護の内容や質も金額によって大きく変わるのも事実です。
また老人ホームにもさまざまな種類があります。
・サービス付き高齢者住宅
・住宅型老人ホーム
・介護付き老人ホーム
どれが良いのか?徹底的に調べなければなりません。
予算|老人ホーム費用はどれだけ出せる?
お金が潤沢にあるのであれば話は別ですが、普通は老人ホームの費用の予算委も限界があります。
親の年金や財産の状況などから毎月負担できる老人ホームの費用の目安を決めなければなりません。
場所|子供が気軽に面会に行けるか?
老人ホームの平均入居期間は約4年程度と言われています。
親との別れに現実味が増してる以上、気軽に面会に行ける小友や家族の近所がいいかもしれません。
しかし、都市部の老人ホームほど料金は高く、地方の田舎の量人ホームほど安いという事情もありまし。
また住み慣れた場所を離れるということは高齢の親にとって辛いことでもあります。
この兼ね合いも難し判断です。
介護の質|手厚い介護も結局はお金次第という現実
例えば夜間に常駐する介護スタッフの数。
おむつ交換や見回りなどがあります。
しかし、夜間に常駐する介護スタッフが利用者数十人に対してたった一人という老人ホームも少なくありません。
また介護業界はどこも人手不足です。
ですので、雇っている介護スタッフにろくでもないヤツが紛れ込んでいる介護施設もたくさんあります。
そんなレベルの低い人でも雇わないと施設が回っていかないのです。
このあたりは実際に老人ホームを見学して「どんな人たちが働いているのか?」を確認すべきです。
茶髪に踵を踏みつけた運動靴などだらしない服装
ろくに挨拶も出来ない
利用者さんたちにも笑顔が全くない
そんな介護スタッフの老人ホームで手厚い介護など期待できません。
どれを優先するか?百点満点の老人ホームはない
とても厳しい現実ですが、百点満点の老人ホームはありません。
綺麗で便利で手厚い介護をしてくれる老人ホームは目ん玉飛び出るくらい高い料金かもしれません。
限られた毎月の老人ホーム費用の予算内だけで探すと、落胆してしまうほどは古くて不便な場所にあるかもしれません。
大切なのは「どこまで妥協できるか?」です。
ベストな老人ホームはなかなかありませんが、その中のよりベターな老人ホームに決めるしかないのです。
なぜなら、親を老人ホーム入れることを決断したのは、もう自分たちだけでは介護ができないと決断したからです。
それも仕方のないことと諦めなければならないことと覚悟しましょう。
老人ホームの探し方は上手に紹介会社を活用すべし
老人ホーム探しは簡単ではありません。
介護保険の仕組みや制度さえもよくわかっていない普通の人にとって
「どこに?どんな?いくらのい老人ホームがあるの?」
なんて雲をつかむような話だからです。
そこで、知っておいて欲しいのが「老人ホーム紹介会社」の存在です。
もちろん利用は無料です。
その紹介料は老人ホーム側が負担します。
なぜなら、老人ホームが人件費をかけてまで入居者を探すよりもそのほうが安上がりなのです。
老人ホーム経営は入居率90%以上でないと採算が合わないといわれています。
常に満室状態にするために、どこの老人ホームも紹介会社を例用しています。
またケアマネージャーから老人ホーム紹介会社に相談も多いのです。
老人ホーム探しで老人ホーム紹介会社を利用するのが今は当たり前の時代
一般の課にはまだまだ馴染みの少ないのが「老人ホーム紹介会社」ですが、最近ではどんどん利用する方が増えています。
老人ホーム探しではわからないうことばかりです。
そんな方にはとても心強い味方になります。
老人ホームの情報を一番知っているのはやっぱり老人ホーム紹介会社
老人ホーム紹介会社はそれこそ地域の老人ホームを1件1件まわって営業をかけています。
どこに?どんな?いくらの?老人ホームがあるのか?
それを熟知していないと商売になりません。
老人ホームの口コミを知っているのも老人ホーム紹介会社
そして、老人ホームの内部事情もよく知っているのが老人ホーム紹介会社です。
事故や虐待などがあったり、職員の質はどうなのか?
これは入居を紹介したお客さんからも情報が入ってきます。
問題や苦情があった老人ホームには次のお客さんは紹介できませんからね。
おすすめ老人ホーム紹介会社
こんな風に今は老人ホーム探しで紹介会社を利用するのは常識になってきています
たくさんの老人ホームの中から、ぴったりの老人ホームを選ぶのにプロの力は必須です。
みんなの介護
老人ホーム検索サイトの「みんなの介護」のテレビCMはあなたもご覧になったことがあるはずです。
予算
場所や地域
介護の質
それぞれ各ご家庭によって事情が異なります。
そして、やっぱり老人ホーム紹介会社でも大手のほうが零細会社よりも情報の質や量で勝ります。
そこでご紹介するのが「かいごDB」です。
予算や希望条件を入力すると、連絡が入ります。
担当スタッフの話を聞きながら、より希望条件に近い老人ホームを探してみてください。
もちろんパンフレットだけでなく、実際に何件かは現地を見学してから決めてください。
とにかく自分で調べたいなら
まだ親を老人ホームに入れるかどうか迷っている?
そんな方には、とにかく情報収集から始めてみませんか?
あなたや今の実家の近くにどんな老人ホームがあるのか?
簡単に調べられるのが「Lifull介護」です。
とにかく日本全国の老人ホームの情報が網羅されています。
希望のエリアの老人ホームにどんなところがあるのか?
簡単に調べられます。
親を老人ホームにいれることを迷っているあなたへ
どうしても親を老人ホームに入れることに子供は罪悪感を感じてしまいます。
また、他の兄弟や親戚たちから反対があるかもしれません。
同居しているのなら、ご近所さんへの世間体も気になることでしょう。
でも、もう無理なのものは無理なんです!
その現実はどうやっても覆りません。
このまま、あなたが介護で身も心もボロボロになっていくことだけは避けましょう。
そうなると、もっともっと親にきつく当たってしまいます。
親に優しくできなくなります。
適度な距離があってこそ、良好な親子関係が築き直せるのです。
誰がなんと言おうと私はこう思います。
「親の人生よりあなた自身のこれからの人生のほうを大切にしてください!」
親の老人ホーム入居に他の兄弟が反対してる?
「じゃあ、あんたが面倒をみてよ!できないでしょ!
お金も出さないなら口も出さないで!」と言ってやりましょう
これ、親の介護で私の経験談からの本音です。
もう楽になってもいいんじゃないですか?
- 【老人ホーム探しに役立つサイト】
- 【みんなの介護】
- 【LIFULL介護】