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認知症 会話 成り立たない
認知症の親の介護は肉体的だけでなく精神的にもその負担は大きいものです。
なぜなら親子の会話というコミュニケーションすら成り立たないこともあるからです。
しかし。どうして介護している子供は認知症の親との会話が成り立たないことにイライラしてしまうのでしょうか?
それは、
「今の認知症の親」

「昔の元気だったころの親」
とのまだ区別がついていないからかもしれません。
とても悲しい現実ですが、認知症の親はもう昔の親ではないことを素直に受け入れる必要があるのです。

【認知症の親との生活ではこんな開き直りも必要かもしれません】

そこで、認知症で会話が成り立たない親との話し方のコツも知っておきましょう。

認知症で会話が成り立たない親との話し方でイライラしない13のコツ

認知症で会話が成り立たない親との話し方のコツがいります。
その代表的なことには主に12を紹介しておきますす。

  1. 話題は直接関係あることに集中する。
  2. 指示を簡単なものにする・
  3. 要点を絞る、情報の量を減らす。
  4. 小さな情報に分ける。
  5. ゆっくりと」ひとつずつ話す。
  6. 復唱してもらう(書いてもらう)
  7. 注意を喚起させる。
  8. テレビの音などまわりの騒音を小さくする。
  9. 手振り身振りを使う。
  10. 落ち着いた様子で話す。
  11. 相手が黙ってしまっても急かさず、じっくり待つ。
  12. よく耳を傾けて相手がなにを言おうとしているのか聞き取るようにする。

参考:厚生労働省 認知症予防・支援マニュアル



会話が成り立たない認知症の親との話し方のポイント
認知症の親との会話で大切なことは
一度に多くのことを伝えようとせず
ゆっくりと要点を絞って話す

ことです。

会話が成り立たない認知症の親自身も不安なのでる


認知症の親自身も、不安やストレスと闘いながら生活していることもぜひ知っておいてください。
特に初期の認知症の場合は、自分自身が認知症だということを受け入れ難いのかもしれません。
だからこそ、逆に攻撃的になってしまうこともあります。

そんな時にこそ周囲の対応の仕方や認知症への理解が重要になります。

認知症の親との会話ではなるべく
要点を絞って
簡潔に
伝えることを心がけましょう。

一度に多くの情報を認知症の親に与えてしまうと「混乱」を招くだけです。
ゆっくりと情報を小分けにして伝えるようにしましょう。

また認知症の親から何度も何度もか同じことを聞かれるとついイラッとしてしまうことでしょう。
でも認知症の親からすれば、そのことがそもそも前にあったことは覚えていないのですから仕方のないことなのです。
特に「昔のことは鮮明に覚えているのに、ついいましがたのことほど覚えていない」のが認知症の特徴です。
それは「今起きたことを記憶する」という脳の働きが衰えているからこそ、最近のことは覚えられないのです。
このことを認知症の親本人にいくら説明しても納得は難しいですから諦めるしかありません。
忍耐強く、何度も同じことを聞かれても答え続けるしかありません。
親本人が覚えていないということは理解してあげましょう。

親に認知症を理解させようとしても無理かもしれない

ついつい認知症の親に「イラッ」として言葉を荒げたりしていませんか?

わけのわからないこと親にいくら説得を試みてもあまり効果は期待できないことも覚悟しておきましょう。

逆にそのことを強く非難することで、イヤホン員意大きな屈辱感や自尊心を傷つけられたことだけが強力に心に残るのです。
認知症で最近ことはきれいさっぱり忘れてしまうのに、そんなマイナスのイメージはしっかりと残るのも認知症の特徴です。
なぜ叱られたのかはわからなくても
「家族が自分自身に対して怒る」
というイメージだけが心に植え付けられ、
・オドオドして怯えたり
・攻撃的になったり
もするのです。

認知症の親との会話が成り立たない時には話題を変えるのも効果的

認知症の親に
話しかけても返事がない?
不機嫌になる
そんな時には無理をせず、あえて親本人に興味がありそうな話題にスイッチするのも効果的です。

つまらない押し問答を繰り返していても認知症の親も介護している子供にとってもストレスがたまるだけですからね。

認知症で会話が成り立たない親との話し方の心得


会話がなかなか成り立たない親との話し方の心得も知っておきましょう。

  1. 日頃から良いじゃ族関係尾を作っておきましょう
  2. 非難や説得はあまり効果がない。
    逆に「褒める」「嬉しがる」「感謝する」のは効果的
  3. 「興味のあること」「楽しいこと」ができるように話しかけ、一緒に行動する。
  4. 問題行動のパターンをしっかり観察しておく。
  5. 問題行動のg偏印を究明し、それを取り除く努力をする。
  6. できるだけ制止せずに、冷静に収まるのを待つ。

いずれも簡単なことではないのは私も理解していますが、それでもしっかりと心に刻んでおきましょう。

私の母もそうでしたが、認知症が時々ふっとなくなり昔の母に戻る時がありました。
その時は驚くほどしっかりしていて会話も成り立ちます。
でも、それは決して長続きすることいはなく、すぐにあっちの世界(認知症)に行ってしまいます。
私は、その時(認知症の症状が治まった時)の母とそうでない時(認知症の時)の母を別人として考えるようにしました。
そうでもしないと母に優しくできなかったからです。

親の耳が遠くて会話が成り立たないなら?

会話が成り立たないのは、なにも認知症だからとは限りません。
意外と親の耳が遠いと会話も成り立たないことも多いです。
そこで、こんな文明の利器も紹介しておきます。
話せばそれが即座に文字になる
そんな便利な道具です。




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