「嫁が姑の介護をしない」
「嫁が介護から逃げた」
そう嘆く世の夫たちはたくさんいます。
しかし、それは単なる嫁のわがままだけではないのです。
そして、嫁は首都目の介護においてとても重要なキーパーソンであることは間違いありません。
では、どうしたら嫁は姑の介護をしてくれるようになるのでしょうか?
ぜひ、ご一緒に考えてみましょう。
夫が「嫁が介護から逃げた?」と思うのはこんな時
夫が「嫁が介護から逃げた」と思う時は、こんな時ではないではないでしょうか。
- 介護の必要性が明らかなのに、嫁が介護を拒否した時
- 嫁が介護を始めたものの、すぐに辞めてしまった時
- 嫁が介護よりも自分の仕事や趣味を優先使用とする時
夫は嫁が介護を拒否されると、自分の親の介護をどうすればいいのか?たちまち路頭に迷ってしまいます。
そのため「嫁が介護から逃げた」と感じると、怒りや悲しみなどの感情を抱くことさえあるのです。
ですから、夫婦喧嘩の原因は義両親の介護のことは親の介護を抱える子供たち夫婦ではよくあることです。
しかし嫁が介護から逃げる理由は、必ずしも嫁が悪いわけではありません。
嫁が姑の介護ができない理由や過去の姑との関係が悪かったなどのいろいろな事情がある場合もあります。
夫は嫁が介護から逃げた理由を理解し、嫁の気持ちを尊重することが大切です。
また、他の兄弟たちとも介護の分担や方法を話し合い、嫁の負担を減らすための対策を講じることも必要です。
嫁が姑の介護をしない3つの理由
嫁が姑の介護をしない理由は、大きく分けて以下の3つがあります。
それは
①>①嫁に義理の親を介護する義務はない
②嫁には介護ができない
③過去に嫁と姑との関係が悪かった
ことです。
①嫁に義理の親を介護する義務はない
法律上、嫁に義理の親を介護する義務はありません。
親の介護義務は、血族である子どもや兄弟姉妹が負うものです。
そのため、嫁が姑の介護を拒否しても、法律上は問題ありません。
②嫁には介護ができない
介護は、身体的にも精神的にも負担の大きいものです。
また重い要介護度では実際の介護にはある程度の専門的知識も必要です。、
さらに嫁が仕事や子育てなどで忙しい場合、介護ができないことももあります。
また、嫁に介護経験や知識がないことも多く、適切な介護ができない可能性があります。
③過去の姑との関係が悪かった
程度の差こそあれ、嫁姑問題はどこの家庭でもあることです。
少なからず嫁は、未だにそのことを根に持っていても当然です。
そして姑と嫁の関係が悪い場合、介護はさらに困難になります。
嫁が姑の言動にストレスを感じたり、嫌悪感を抱いたりする嫁も少なくないからです。
嫁が姑の介護をしないのはこんな場合
嫁が姑の介護wしない時は、こんな時です。
決して介護から逃げたわけではありません。
- 姑が認知症などで介護が困難な場合
- 姑がわがままで介護が大変な場合
- 姑が嫁に介護を強要する場合
- 嫁が姑を嫌っている場合
脳梗塞や持病の悪化で入院 転倒による骨折 などなど高齢になった義両親に介護が必要になるのはいつも突然です。 そこで白羽の矢を立てられるのはいつも長男の嫁かもしれません。 他の義理の兄弟姉妹たちは「義両親の介護は長男の嫁が …
嫁に姑の介護をしてもらうには
現実問題として「姑の介護をしてもらうのは嫁しかいない」というケースも多いことでしょう。
そこで、嫁に姑の介護をしてもらうにはどうすればいいのでしょうか?
介護を嫁に押し付けていませんか?
親の介護について子供たちで話し合った時に。嫁を部外者扱いしていませんでしたか?
嫁は、遺産相続では部外者であっても、介護では紛れもなく当事者です。
介護について話し合う時には、嫁の意見や考えを尊重してあげる配慮は必要です。
嫁が参加していないで夫と義兄弟たちだけで決められた介護の話し合いで決められた姑の介護。
これでは押し付けられたと嫁が感じても仕方ありませんからね。
夫のあなたが嫁の実家に積極的に顔を出す
夫のあなたは嫁の実家に積極的に顔を出していますか?
もしかしたら、盆暮れに嫁と子供たちを規制させているだけではありませんか?
嫁に自分の親を大切にしてもらいたいなら、まず夫のあなたが嫁の親を大切にしなければなりません。
嫁の親を
・旅行に連れて行ってあげたり
・食事を一緒にしたり
するだけで嫁はあなたに感謝します。
そうすれば、首都目にも優しくなれます。
介護と並行して遺産相続についても話し合う
嫁が義両親の介護に積極威的になれないのは、介護は報われないことがわかっているかたです。
だからこそ、将来 嫁の介護が報われるように遺産相続についても介護と並行して話し合うことも大切です。
なにも嫁を他の相続人と同格に扱えという意味ではありません。
将来の遺産相続において、きちんとそれに報いてあげるというスタンスが他の義兄弟たちから感じることができればいいのです。
より具体的な提示が効果的
「お義姉さん、いつもありはとう」
夫の兄弟たちからそんな言葉をかけられても、それはあくまで表面上の話です。
いざ、遺産相続になればそんな言葉なんて何の意味もないことは嫁も百も承知です。
「同情するなら金をくれ!」
そんな言葉が、義両親の介護を押し付けられている嫁の本音です。
当たり前ですが、嫁には遺産相続の権利はありません。
だからこそ、夫のあなたが他の兄弟たちよりも多く相続できるように話し合っておかなければなりません。
もちろん、子供たちが話し合っておくだけでは法律的効力はありませんし、それが必ず実現される確証はありません。・。
でも、それがわかっているだけでも嫁は首都目の介護に頑張れます。
嫁による姑の介護も限界では?
嫁による介護もいずれ限界がやってきます。
例えば
・介護する嫁の体力や精神力が限界に達している時
・介護する嫁の生活に支障が出ている時
・介護する嫁族の経済状況が厳しい時
・介護する嫁が介護に自信が持てない時
などです。
介護は、肉体的にも精神的にも負担が大きいものです。
また、介護をしながら仕事をしたり、家事をしたりするのはとても大変です。
さらに、介護費などの経済的な負担も大きくなります。
このような状況で、介護する嫁が限界を感じるのは当然のことです。
もし、嫁による介護が限界だと感じる場合は、介護施設への入居も検討しなければなります。
息子からしたら「親を老人ホームに入れるなんてとんでもない!」
そう考えることでしょう。
しかし、これでは嫁もパンクしてしまいかねません。
そうなると、介護離婚なんてこともあり得るのです。
親の介護を嫁に丸投げしたら捨てられた
「親の介護を嫁に丸投げしたら捨てられた…」
そんなケースは、実際には珍しくありません。
親の介護は、肉体的にも精神的にも非常に負担の大きいものです。
その負担をすべて嫁に押し付ける行為は、嫁にとって大きなストレスとなり、離婚の原因になる可能性があります。
具体的なケースはこんな例があります。
以下に、そのようなケースの具体的な例をいくつか挙げます。
- 夫が仕事が忙しいという理由で、親の介護をすべて嫁に押し付けた。嫁は、仕事と介護の両立に追われ、心身ともに疲弊し、ついに夫に離婚を切り出した。
- 夫は、親の介護は嫁の役目だと主張し、一切協力しようとしなかった。嫁は、夫の態度に不満を募らせ、夫を信用できなくなった。
- 夫は、親の介護を妻に押し付けただけでなく、親の財産を独占しようとした。嫁は、夫の身勝手な態度に怒り、離婚を決意した。
このようなケースでは、夫は親の介護を嫁に押し付けることで、自分の負担を軽減しようとした結果です。
その行為によって、嫁に大きな負担とストレスを与えていることに気づいていません。
また、夫の身勝手な言動や態度が嫁の怒りを買う原因となります。
親の介護を嫁に丸投げすることは、決して良いことではありません。
親の介護は、家族全員で協力して行うべきものです。
もし、親の介護を嫁に押し付けたいと考えているのであれば、まずは嫁としっかりと話し合い、協力体制を築くことが大切です。
そして、「もう嫁による姑の介護が限界だ」と考えたのなら老人ホームのことも検討すべきです。、
「もう親の介護は限界!介護できない!」 そんな深刻なお悩みを抱えている方は少なくありません。 でも、あなたの胸に手を当てて聞いてみて欲しいのは 「もう親の介護はできない」というよりは でも本当は「もう親の介護なんてしたく …